現在までの受注状況や顧客の需要動向を精査した結果、パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIの販売が約35万個の見通し(当初31万個の販売計画)となったことに加え、メモリモジュール等の製品も当初計画を上回る販売見通しとなりました。これは当初135万台と想定していた市場規模(パチンコ・パチスロ機の新台年間販売台数)が145万台に拡大する見通しとなったことに加え、メモリモジュールのリユース比率が当初見通しより低下し販売個数が増加する見通しとなったこと等によるものです。
また、生成AI需要の拡大に伴う世界的なメモリ価格の高騰によるメモリモジュール等の一部製品の製造原価の上昇を受け、製品の付加価値に応じた販売価格の適正化を順次進めております。この価格調整の結果、売上高は大幅な増収を見込んでおります。一方、売上総利益率は低下するものの、製品個別の売上総利益(粗利単価)については前回発表予想と同様の水準を確保できる見通しです。
以上の状況を鑑み、通期連結売上高は計画比36.0%増となる20,400百万円に修正いたします。売上総利益は売上高の増収に伴い計画比29.5%増の5,700百万円に見直しました。なお、売上総利益率は、グラフィックスLSIにおいて製品ミックスの改善が見込まれるものの、前述の販売価格の適正化等の影響を受け、計画比1.4ポイント低下の27.9%となる見通しです。
販売費及び一般管理費は計画比6.6%増の3,410百万円に見直しました。この主な要因は、次世代製品の開発費を新たに計上する見通しとなったことに加え、業績連動賞与の引当額が増加する見通しであることによるものです。
以上により、営業利益は2,290百万円(計画比90.8%増)、経常利益は2,350百万円(同85.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,700百万円(同91.0%増)にそれぞれ修正いたします。