【冒頭発言】
【質疑応答】
問)今ご説明ありましたけれども、企業を狙った不正アクセスとかサイバー攻撃で個人情報が流出して、FXの自動取引とか証券会社でも意図しない売買の被害が起きています。昨日夕方にサイバーセキュリティに関する関係閣僚会議も開かれたところですけれども、財務省・金融庁として今の対応を含めて今後どのように対応していくのかということをお聞かせください。
答)今申し上げたように、金融機関の顧客情報の漏洩やそれを悪用した不正取引等の事案が発生しているわけですから、とにかく利用者保護の観点から、非常に重要な課題と認識して対応しております。今年4月以降、この件で皆様に記者レクすることも非常に多かったですが、Mythos発生以来ずっと緊張状態は継続しておりまして、金融業界、IT業界、政府・日銀等の官民の連携強化の会議をつくった上で定期的に開催をしておりますし、5月には金融機関等に対して、短期的に取るべき対応の要請もして、さらなる対応もずっと継続的に促しております。さらに昨今発生した事案を踏まえまして、本人確認を、不正対策として効果が高いとされているICチップ情報の読み取りにより行うよう注意喚起も行い、また、FX業者に対しては、パスワードの変更等に関する注意喚起、それから顧客取引のモニタリングの強化を要請して、被害の拡大は何とか防げているのではないかと思っております。国際的な対応としては、この間バンコクでG7がありましたが、フロンティアAIに起因して国境を越えたサイバーインシデントが発生した場合においても、G7間で適切に対応できるように、来年に机上演習を行うということが合意されました。だから危機感は国際的に共有されているということです。加えて、昨日、「サイバーセキュリティに関する関係閣僚会議」があり、私も財務大臣兼金融担当大臣としてメンバーですので、こういったことを発言し、総理からは来週中を目途に緊急対策パッケージをとりまとめるようご指示があって、金融庁としても早急に検討を行っております。引き続き、NCOをはじめとする関係機関と密接に連携して、事案も事態も非常に短期間で動きますので、その都度タイムリーに、金融機関等に対しては適切かつ迅速な対応を取ってもらうよう要請してまいりたいと思います。
問)今のFX5社の取引件数と売買額は幾らぐらいなんでしょうか。
答)そこは公表していないようです。
問)海外の業者を使っている場合はどうなっているんでしょうか。
答)国内の登録業者までしか私どもに権限がないので、とりあえずそこは押さえたということです。
(以上)

